2006年01月23日

オデッサ・ファイル 

たまたま寝る前にテレビで観てしまった映画。
特に気に入ったという訳ではないのだが・・・

オデッサ・ファイル
オデッサ・ファイル


元ナチスSS隊員で構成されている謎の秘密組織“オデッサ"を追う若いルポライターの活躍を描いたフレデリック・フォーサイスのベストセラー小説の映画化。
製作は「ジャッカルの日」のジョン・ウルフ。監督は「ポセイドン・アドベンチャー」のロナルド・ニーム。
1974年、イギリスと西ドイツで製作された映画だ。

どういう映画かも全く知らずにベッドのお供として流しておいたのだ。
イスラエルの戦場から映画は始まる。
 戦争映画かー?(寝るにはうるさいな)
フレデリック・フォーサイスのクレジットが入る。
 スパイサスペンスかー?(安眠できそうにないな、消そうかな)

私の目が留まったのは、音楽担当のクレジットだ。
「Andrew Loyd Webber」

あれ、こんなところにウェーバー卿が。

忘れもしない、去年の私の大ヒット「オペラ座の怪人」のミュージカルと映画の製作者である。
そういえば、初めてアンドリュー・ロイド=ウェバーを意識した私は、続いて「エビータ」「ジーザスクライストスーパースター」と彼の手がけたミュージカル映画をあさっていた。

原作にもはまった私は、3種の訳を読み、関連書も手をだした。
スーザン・ケイの「ファントム」も読んだ。
そして読もうとは思いつつ、立ち読み程度はしたもののついに最後まで手が出なかったのは、「マンハッタンの怪人」 フレデリック・フォーサイス著 なのだ。

最初は、原作の題材を借りたサスペンス小説だと思っていた。
ところが、これはアンドリュー・ロイド=ウェバーのミュージカル「オペラ座の怪人」に触発されて書いたオマージュとも言うべき後日談だという。
内容に関しては、以前から彼らは交流があったウェバー本人とも相談の上で書いたようだ。

しかし、なんでフレデリック・フォーサイスなの?
まったくジャンルが違うし。
まあ、今ではきっと時代が変わってスパイ小説書くのにも飽きたし、まったく別の物を書いてみたくなって、たまたまはまってしまった「オペラ座」のファンフィクションを書いてみた。
っていう所かな、と思ってはいるのだが。

で、なんで彼らが交流があったのかってのも疑問だった。
まったくジャンル違うしー
もしかしたら、「マンハッタンの怪人」のあとがきとかに書いてあるのかもしれないけど、立ち読み程度の私にはよくわからない訳で。


「オデッサ・ファイル」の音楽をアンドリュー・ロイド=ウェバーが担当するようになった経緯も解らないけれど、
たまたま観ちゃった映画のおかげで、彼らがずいぶん古い付き合いだったっていうのだけはよくわかった。


さて、肝心の映画だが実は途中うとうとしてたりしていて、正直あらすじを書いたりするほどは観ていない。
イギリス映画らしく、ハリウッド映画のような派手さは全く無い。
どちらかというと実直で淡々としている所がかえっていい感じを出してると思った。
徹底的にドイツで現地ロケを行っているようで、そのリアルさもきいていると思う。
観ていて、なんで主人公がオデッサによって潜伏した虐殺犯のドイツ人大尉を執拗に追わなきゃならないんだろう、とどうももやもやさせられるのだが、ラストシーンでその答えが明かされてすっきりする。

主人公役はジョン・ボイト。アンジェリーナ・ジョリーのお父さんだ。
なんとなくいかついイメージを持っていたのだけど、若いときは意外と線が細かったようで。
この映画でももう少し迫力が欲しいくらいだ。

音楽は、成る程ねって感じ。
サスペンスの所の曲のメロディーが、エビータに出てくる1フレーズとほぼ同じなのにはちょっと笑ってしまったけど。


原作はこちら
オデッサ・ファイル
フレデリック・フォーサイス
4042537022




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posted by ruru at 12:31| Comment(3) | TrackBack(1) | 映画いろいろ... | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
アンジー姉さんってジョン・ボイトの娘だったんですねー。
知らなかったけど、顎の辺りやっぱり似てますね。

「マンハッタン・・・」私もサスペンスでエルム街役者のファントムのように
バッタバッタ人を殺して行く話かと思い込んでいたら違ってた・・・。
NYでほりえもんするのですが、本当は善人のような・・・。プロットは好きです。

スパイものは趣味じゃないけど映画音楽聴くために借りてみようかな。
Posted by emily_711 at 2006年01月25日 23:05
ジョン・ボイトがいかついイメージってどこから来たんだろう?と記憶をたどったら「アナコンダ」でしたわ。
>ジョン・ボイトの娘だったんですねー。
そうそう、言われてみればよく似てる。
「トゥームレイダー」で共演してましたね。
Posted by ruru at 2006年01月26日 03:24
検索で貴記事を発見!拝読させて頂きました。

>私の目が留まったのは、音楽担当のクレジットだ。
「Andrew Loyd Webber」

この映画の事は前から知っていたのですが、
私も音楽を担当しているのがロイド=ウェーバーだと言う事は、
レビューを書くまで気付きませんでした。
イメージ的にピンと来ませんものね(笑)。
この作品、イギリス物らしい硬質なリアリティが効いていて、
同じフォーサイス原作の「ジャッカルの日」に次ぐ傑作と思います。

ということで、私の記事、TBさせてくらさい。
(ブログの趣旨にそぐわないと判断された場合には、遠慮無く削除して下さいませ)
Posted by カゴメ at 2006年04月04日 09:54
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★「オデッサ・ファイル」、恩讐の彼方とはいかない!★
Excerpt: 「オデッサ・ファイル」 (1974) 英・独 THE ODESSA FILE 監督:ロナルド・ニーム原作:フレデリック・フォーサイス脚本:ケネス・ロスジョージ・マークスタイン撮影:オズワルド・..
Weblog: ★☆カゴメのシネマ洞☆★
Tracked: 2006-04-04 09:54
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