2005年06月23日

キングダム・オブ・ヘブン 2回目鑑賞

映画館で同じ映画を何回も見ることに何の抵抗もなくなってしまった。
アレキサンダーでは泣く泣く見逃した2回目を繰り返してなるものか、と22日の水曜はキングダムの日に決定。

今回観て、改めてとても印象的に思ったのは、ティベリウスことジェレミー・アイアンズだ。
かっこ良過ぎる。
あの威厳のあるしゃべり方、声の出し方から、身のこなし、衣装の着こなし方
(あの衣装がまたステキ過ぎ!)


エルサレム王の前で、皆がサラセンと戦争をするかどうかでわぁわぁ言いあっていると、エルサレム王が静かに話し出す。
それに気付いたティベリウスは皆を「静まれー!!!」と一括する。
ここで、私は「うぉーーーーっ」とうなりそうになってしまった。
かっこ良過ぎる・・・。

前回勘違いしていたこと。

サラディンと別れる時にバリアンは「アッサラーム」と声をかけたのだと思っていたが、実際は反対だった。
バリアンは英語で、そしてサラディンはイスラムの言葉で「神の加護があるように」とお互いに敬意を表した。

エルサレムを出てゆくバリアンに、彼に命を助けられたサラセンの貴族(?)は自分の馬を譲り、英語で別れを告げ、そしてバリアンはイスラムの言葉で別れの挨拶をする。
この二人の関係もなんだかいいなーと思う。

前回実はよく解ってなかったこと

バリアンが王の命令といっても何でサラセンとの戦争に大急ぎで駆けつけ、カラクの城壁の前で(中ではなく)、またどうしてあんな少人数で何十万のサラセン軍を相手にカラクを守って戦おうとしていたのか。

エルサレム王はその前のシーンで皆に聞こえないようティベリウスに、
「サラセン軍ががカラクに到着する前に、サラディンと直接話しをする。バリアンに伝令を送れ。」
というような事を言っていたのだった。
バリアンは、ただエルサレム軍に同行する為に駆けつけたわけではなく、王が到着し、サラディンと話ができるまで、何としてもサラセン軍をカラクに近づけてはいけない
という命令を受けていたのだろう。
字幕があまりにセリフを短縮していたのでよく解らなかった・・・

調べてみて、なぁるほどー、と思ったこと。

バリアンとサラディンがエルサレムを明け渡す代わりに全員の安全を保障するという和議を結んだ時、バリアンにキリスト教徒はエルサレムを得た時にイスラム教徒を惨殺したのに何故かと聞かれたサラディンが、
何故なら私はサラディンだ、サラーアーディンだからだ。
と念を押すようにゆっくりと言ったのが印象に残っていた。
ただ自分の名前の下に誓いを立てたのだと思っていたのだが、気になって調べてみたら、
サラディンという名前は、実は本名とは違った通称のようなもので、

Salah al Din    意味は・・・・ー誇り高く公正な信仰ー

まさに、この名前の意味の下に彼は誓いを立てたわけだ。
バリアンがすぐさま納得した訳が解った。

まだまだよく解っていないこと。

ホスピタラーの地位と使命。
バリアンがエルサレムの人々を守るためにエルサレムに残る中、ホスピタラーはこれも自分の使命だから、と戦いに赴く。
彼はイベリン卿に仕える身だと思っていたのだが。
彼の使命って何だったのだろう?
戦うことも命じられている聖職者っていう存在をよく解っていないのだけど。
これも調べてみよう。


大まかなストーリーは頭に入っているので、今回は極力字幕にたよらず実際のセリフを聞くことが出来た。
そうしたら、なんだかよく解らんなーと思っていた部分が、なるほどーそういう事だったのか、と・・・
映画を鑑賞するにはヒアリング強化の必要性がありますな。


キングダム・オブ・ヘブン 1回目の鑑賞→
                 1回目の追記→
この記事へのコメント
とっても勉強になりました!
サラディン役の俳優さん、哲学者でもいらっしゃるそうで・・。
そうか「誇り高く公正な信仰」・・か。
戦闘中もお祈りを捧げるシーンが入っているし、要所で源は一緒というメッセージを感じました。一緒に観た娘も「もとは一つなのにね・・、戦いは空しいってことだよね。」とやはり反戦映画として観ていたようです。
英語力!欲しいです。
Posted by momo momo at 2005年06月24日 08:46
イスラムの有名な王は皆どちらかというと、異宗教に対しては寛大な傾向にあったそうです。
許容範囲が狭いのはヨーロッパ人の方・・・


Posted by ruru at 2005年06月26日 17:46
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キングダム・オブ・ヘブン
Excerpt: 随分前に一度見たのですが、もう一度見たかったので今日見てきました。 んで感想をカキカキしてます。 私はオーランド・ブルームファンにあらず。 でもジェレミー・アイアンズ出てるし、十字軍ネタ..
Weblog: be-global satellite
Tracked: 2005-06-26 20:44
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