2005年10月07日

古代エジプト展

観に行ってからもう一週間も経ってしまったのだけど。

終了直前にあわてて観に行った、ルーブル美術館所蔵「古代エジプト展」
10月2日の日曜日が終了だったのだが、展覧会を土日に見るのはまっぴらごめんだ!と思っている私は、金曜の仕事が夕方からだった事をいいことに、30日に滑り込みで観に行った。

平日だったから、少しはすいているかなと思って会場に足を踏み入れると・・・・
いるわいるわ、それもおばさんばっかり。
日本のおばさんって時間もお金もあって幸せそうだな、と余計な事を考えつつ、

最初に出迎えてくれるのは、ナポレオンの胸像。
なるほど、ルーブルだわ。

エジプト好きな日本にはしょっちゅうエジプト展がやってくる。(ような気がする)
だから、意外だったのはルーブルのエジプトコレクションが本格的に日本に紹介されるのが初めてだって事。

19世紀、砂に埋もれた古代エジプト文明を再発見し、知られざる過去に光を当てたのは、ナポレオンのエジプト遠征、そして従軍画家で遠征に同行していたルーヴル美術館の初代館長、ドゥノンをはじめ、ヒエログリフの解読者として有名なシャンポリオン、カイロ博物館の前身を創設したマリエットなどのルーブルの学者たち。
最初は彼らの功績を称えるような展示が続くが、展示が進むにつれて内容は古代エジプト人の生活へと移っていく。

彼らがどのように生活していたのか、生活に密着した道具や家の間取り図、夫婦、家族の像
そして、私が一番見ていて楽しかったのは、働く古代エジプト人の姿だ。
牛がかわいい農耕作業中の様子や、トト神に見守られた書記が一心不乱に書き物をする様子等、
どれも、下級の労働者からエリート書記、高官、貴族がそれぞれの立場で生活を謳歌している。
古代のこういう展示で、働く庶民や職人の姿を見るたびに、基本の生活って昔も今も変わんないな、と思う。

そして、今回の私の一番のお気に入りは、カバである。
青い体にパピルスの模様が刻んである。驚くのはそのリアルさだ。
もちろん青いカバなんぞいる訳は無いが、形がすごくリアル。
顔の形、喉もとの皮膚がたるんでる所、体がムッチリしてる所、おしりの肉がタルタルでひだひだになってる所。ちっちゃい耳とシッポ。
愛らしいの何の・・・おみやげはカバグッズに決定だ。

エジプトの死生観に関しての展示ももちろんちゃんとおさえていて、ミイラの棺、死者の書等もあったのだが、
今回私の印象に残ったのは、やっぱりそこで生きて、生活し、人生を送ったエジプトの庶民の姿だったような気がする。



お土産のカバのピンバッチ♪ 本物のリアルさには遠く及ばないけど。
DSCN0769.JPG



posted by ruru at 21:37| Comment(2) | TrackBack(0) | 展覧会・美術展等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
かばちゃん可愛い!(某タレントではなく上の写真。)ルーブルではざーっとしか見てなかったのですが、あれ以来古代美術に興味が涌きました。
これ、西へ来るのかな?

>やっぱりそこで生きて、生活し、人生を送ったエジプトの庶民の姿
ベルリンの至宝展でも、パピルスが一番印象に残っています。

しかし、おば様は多いですね、何処にでも。
で、必ず誰かは「分からん〜」と言ってたりする。(なら来ないで、混むだけだから。)
でも、そんなおば様パワーが日本の文化水準を高めているのでしょうか。
Posted by emily_711 at 2005年10月08日 02:25
カバちゃん、本物はもっと可愛かったです。お肉の感じが。
ベルリンのエジプトコレクションもなかなかでしたよね。
残念ながら今回の展覧会はこれから西へ行く予定はなさそうです。

この秋のお楽しみは、もう始まっているデ・キリコと22日から始まるプーシキン美術館展。
あ、北斎展もあるんだった。
Posted by ruru at 2005年10月09日 01:47
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