2005年11月26日

「泥棒成金」

南仏旅行の余韻に浸るために、DVDを引っ張り出して来た。

B000B84MNM泥棒成金 スペシャル・コレクターズ・エディション
ケーリー・グラント アルフレッド・ヒッチコック グレース・ケリー
パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン 2005-10-21


ヒッチコックの作品ではあるがサスペンス色はほとんど無く、ひたすら南仏の海辺の景色の美しさとグレース・ケリーの美しさが際立つラブ・ロマンスである。

身軽に屋根を飛び歩く事から“猫”と異名をとっていた宝石泥棒のジョン・ロビー。
引退した彼は、今はリヴィエラに別荘を持って悠々自適に堅気の生活を送っていた。
そんな平穏な彼のもとに、“猫”が再び活動を開始したというニュースが舞い込んできた。
驚いた彼は、さっそくそのニセモノの調査に乗り出す。


自分の偽者を探すために奔走する伝説の怪盗と、彼に惹かれる美貌の令嬢との恋の鞘当てを、ちょっとコミカルに、ロマンチックに描き出す。
とにかく美しいシーンが多い。
テクニカラーで撮影されたコード・ダジュールの海の美しさもさることながら、ドライブする郊外の景色、ニースの花市場、カンヌの海岸、モナコの花火、仮面舞踏会、グレース・ケリーのファッション。
この映画で、リヴィエラというこの地方に付けられた名前の美しさを改めて感じた。

わがままなアメリカの令嬢役のグレース・ケリー。
涼しい顔で車を飛ばして警察の車をふっきり、ロビーと海を見張らす丘の上でピクニックをする。
彼女がこのロケで大公に見初められてモナコ王妃になり、このピクニックシーンと同じ辺りの場所で交通事故で帰らぬ人となったことを想うと、ちょっと別の想いも湧いてくる。

先日の旅行でこの辺りの道をバスで通ったのだが、カーブばかりの細い道をすごい勢いで飛ばすのでとても怖かったことを思い出した。


この映画の原題は「To catch the thief」
自分の偽者の泥棒を捕まえるロビーと、自分のハートを盗んだロビーを捕まえるフランシーの両方を掛けてあるのが洒落ている。

なんだか、きれいで甘〜いお菓子を食べたような感じの映画だ。



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posted by ruru at 17:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画いろいろ... | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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